ネイティブが英会話に必要な単語を覚える方法 その1
ネイティブの子供たちは、どのような方法で英会話に必要な単語を覚えているかご存じでしょうか。
もちろん、そのほとんどは日常生活の中で自然と吸収しています。しかし、普段接することのない単語も沢山あります。それをどうやって覚えていくのでしょうか。
実は、彼らも単語を一つ一つ機械的に覚えるのです。
学校でも、「これらの単語を覚えてきなさい」といった宿題が課されます。覚えると言っても、英語なので日本人の感覚とは少し違います。その単語のつづりや正しい発音、使われ方などをひたすら覚えます。
そのレベルも、日本の高校生や大学生が苦労しながら覚えているレベルの単語よりも遙かに難しい単語です。1回に覚える量も、10や20ではありません。100近く覚えていきます。
日本人にすると、漢字や熟語、言い回しを覚えていくようなものでしょうか。簡単な例にしてみると、「頻繁」とか「固執」、「紆余曲折」みたいな言葉の読み方や意味を覚えること、と想像すればよいかもしれません。
これで覚えられるのかとも思いますが、日本の例で示したような言葉も難しいものではありますが、漢字が的確に書けるかは別として、一度読み方や意味を知ってしまったら、少なくとも読むことができ、意味も理解できるはずです。
さすがにこれは母国語だからこそなせる技で、外国語として勉強する単語の意味やつづりをあっさり覚えられる人は多くはいません。
認識しておいてもらいたいことは、英語のネイティブでも単語を機械的に覚える作業を経験するということです。
英単語を機械的に覚えるのは非常に辛い作業です。単語の羅列の方が覚えやすい人、文章の中で覚える方がよい人、など様々ですが、いずれにせよ、覚えるという作業は英会話を勉強する中で避けて通れない部分なのです。
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