朗読を使うなら無理をするな
英語の朗読をリスニングの訓練教材として利用される方もいらっしゃるでしょう。
朗読も有料・無料とありますが、どちらも良質な内容の物が多いので、どの物語の朗読を教材に選んでも問題はありません。
ですが、物語の朗読は決して短いものではありません。1時間程度の内容であれば、通して聞いても問題はないでしょうが、それ以上の内容の朗読になると、慣れないうちは後半になればなるほど疲れてしまって頭に入りにくくなります。
もちろん、ひたすら何時間も何時間も聞き続けて、一気に頭を英語に慣らしてしまう豪快な方法もありますし、この方法であれば数日間で英語回路を作っていくことができますが、それなりに苦痛もありますので大変です。
物語の朗読だと一度聞き終わってしまうと内容を覚えてしまうので、何度も聞こうという意欲はなかなか沸きませんが、大きな目的はリスニングと脳内の英語回路の作成なので、とにかく何度も聞き続けることが重要です。
一度聞き終わる度に新しい教材を使っていると、どれもが中途半端になってしまう恐れもあります。
洋楽などを教材に選ぶ場合と同じように、朗読の教材でも、まずは一つの教材を覚えて、同じように口に出せるまで聞き込んでください。
子供が親御さんに昔話を話してもらい、文字も読めない子が聞いて覚えた物語をしゃべっているということがあります。これは、脳内に言語の回路をつくるうえでとても重要です。
大人になってしまうと、子供達ほどのスピードではないにしても、同じ方法である程度の回路をつくることができます。
飽きずに続けるためには、無理をせず自分のペースで聞くことです。
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