バーを利用しよう

ネイティブの知り合いを作る場は、待っていてもやってきません。

日本には、勉強や仕事で来日しているネイティブは沢山いますが、彼らとは、職場や学校以外のどこで出会うことができるのでしょうか。

街に繰り出せば、バーを至るところで見かけるでしょう。これらの中には、ネイティブが集まるバーもあるのです。故郷を思い出すのか、石川啄木の短歌にもあるように「故郷の訛（なまり）」を聞きに行くのか、ネイティブが集まり語らっています。

ネットで検索をすれば、彼らに対して店を構えているバーを探すこともできます。もちろん、日本人も利用できる場所です。

お酒が入ると饒舌になるのは国籍は関係ないようで、向こうから話しかけてくれることも多いでしょう。

しかし、知らない相手に気軽に話しかけることへの抵抗も、国籍は無関係です。

ですから、何度も通ってその店の常連になってしまえばいいのです。いつも見る顔だからと言って話しかけてくれるでしょうし、こちらからしても、いつも見るネイティブの顔を覚えてしまうので、十分話しかけるきっかけになります。

こういった場所での出会いは、一気に知り合いを増やすことができます。バーだからと言って、絶対にお酒を飲む必要はありませんし、お酒が好きな人にとっては一石二鳥の場です。

ネイティブが多く働いている街や、米軍基地の近く、空港や港の近辺にはこういったバーが多いように思います。

確かに素性が分からないという不安もあるので、よほど語学力に自信があるか、顔なじみでなければ女性のみで行くということは避けた方がよいかと思いますが、夜遅い時間でなければ、彼らの気さくな一面に触れることができる場所だと言えるでしょう。