英会話学習において文法を「知っている」と「使える」は違う
英会話学習において、文法を「知っている」のと「使える」のとは違います。
頭では理解していても、使いこなせなければ身に付いたとは言えません。つまり、口はその文法を知らないのです。
一般動詞なのに「Is~」としてしまったり、過去形なのに現在形にしてみたり、疑問文なのに三単現の”s”を付けてみたりといったことも多数あります。
一般的な文章を作ってもらっても、いったい何がどうなっているんだというような奇妙な英文になってしまうことも非常に多いのです。
冷静にじっくり考えて、ゆっくり口にすれば間違いは一気に少なくなります。つまり、「瞬間的に作文して口に出す」という作業に、頭も口も慣れていないのです。
しかし、目標としているのは英会話の習得です。
よほど親しい相手や、会話をしなければならない相手ではない限り、じっくり待ってくれる人などいません。
道を聞こうと呼び止めても、そのあと無言であれば相手は立ち去ってしまうでしょう。かといって、支離滅裂な英会話だと、無視されてしまうのが現実です。
会話をするなら、やはりスピーディーにテンポ良く楽しみたいですよね。
頭だけの理解ではなく、口にも文法を教えてやり、中学校で習った程度の文法であれば瞬間的に考え口に出すことができる。ここまできて、ようやく文法が分かると胸を張って言えるのです。
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